各地の優れた伝統工芸品を一堂に展示する「日本の伝統展」が、岡山市北区の岡山高島屋で始まりました。

江戸時代に技術が確立された石川県の輪島塗に、屋久島に自生する樹齢1000年以上の杉、屋久杉を用いた工芸品など。会場には、北は山形、南は鹿児島までの16都府県から、1000点以上の伝統工芸品が集まりました。ガラスの表面を削って美しい装飾を施す「江戸切子」は、実演販売されています。

(伝統工芸士 大久保忠幸さん)
「58年の技で全てオリジナルでやっております。デザインのおもしろさと細工の輝きがやはり素敵ですよね。ぜひ来て生の江戸切子を見てほしいなと思います」

期間中ワークショップも開かれる「この道ひとすじ日本の伝統展」は、岡山高島屋で今月(12月)17日まで行われています。