国産レモンの生産量が日本一の広島県。主要な産地である尾道市でいま、街の青果店で販売する青森県産のリンゴジュースが人気を集めています。レモンの産地でなぜ、リンゴジュースが?その謎を探りました。

瀬戸内海に面する広島県・尾道市。古くから交通の要衝として栄え、観光地としても高い人気を誇ります。

その尾道市の中心街で創業72年目を迎えた青果店、福直フルーツ。3代目の福岡哲さんがいま、力を入れているのが、青森県産のリンゴジュースの販売です。

※福直フルーツ3代目 福岡哲さん
「果物屋さんおススメ多分一番美味しいりんごジュース冷えてます。(5か月間で)通算2700本くらい売れている」

広島県は、瀬戸内の温暖な気候をいかしたレモンの栽培が盛んで生産量は全国一。国産レモンの生産量の5割以上を占める一大産地です。

「広島レモン」としてブランド化され、まちおこしのイベントでは搾りたてのジュースも人気を集めています。このレモンの産地で、なぜ、青森県産のリンゴジュースが注目されているのか。
