学校給食を食べた長野県白馬村の児童と生徒などに、アレルギーのような症状が出た問題で、大町保健所は9日、カジキのフィッシュチリソースによるヒスタミン中毒と断定しました。

この問題は、4日午後、白馬中学校と2つ小学校で給食を食べた生徒ら46人が、顔が赤くなったり発疹が出たりしたものです。

大町保健所で検査したところ、カジキのフィッシュチリソースからヒスタミンが検出されたことから、保健所では、ヒスタミン中毒と断定し、給食を作った「白馬村学校給食センター」を9日から10日まで、2日間の食事の供給停止を命じました。

この日の給食のメニューは
・カジキのフライのチリソースがけ
・キャベツやニンジンなどを使ったコールスローサラダ
・ベーコンやタマネギなどが入ったカレー風味のスープ
・パン
・牛乳でした。