日本では年間約50万トンの衣類が捨てられ、環境への負荷が指摘されています。問題の解決につなげようと、不要になった衣類を学生どうしが持ち寄り、交換する「衣料品交換会」が香川大学で始まりました。

200着を超える古着が並べられました。香川大学幸町キャンパスできょう(9日)から始まった衣料品交換会です。学生団体「SteeeP(ステップ)」がまだ着られる不要な衣料品を廃棄するのではなく、新たな持ち主につなげようと企画しました。
香川大学の学生が対象で、持ちこんだ衣類1着につき好きなもの1着と交換することができます。
(香川大学経済学部4年 日笠綾音さん)
「衣料品ロスというのは、皆が思っている以上に存在しているので、今回のイベントを通して知ってもらえたら」
衣料品交換会は今月13日まで開かれる予定で、衣類の廃棄の削減につなげたいとしています。