地図アプリを見ながらの運転も危険です
11月3日には、愛知県春日井市の中学校で、ながらスマホの危険性を学ぶ実証実験が行われました。生徒たちは愛知工科大学の小塚一宏名誉教授指導のもと、視線を計測するカメラを頭に装着し、通常の運転とスマホで地図アプリを見ながら運転した場合を比較。
すると、通常の運転では画面に視線の位置を示す黄色い丸が歩行者に向いているのに対し、ながらスマホの生徒の場合は画面を注視してしまい視野が狭くなっていることがわかりました。


また、警察官が文字を入力しながら走行したところ近くの歩行者にはほとんど目がいかず、蛇行運転になりました。ながら運転を体験した生徒は。
(体験した生徒)
「スマホを見ながら運転してしまうと 注意がスマホに移ってしまうので 歩行者への注意がおろそかになって、ちょっと不安な気持ちで運転した」
愛知県警によりますと、去年までの5年間で愛知県内で自転車事故で死傷した10代の若者の数は9300人にのぼるということです。
