シドニー大学のホールで開かれたこの『ジャパン・エキスポ(日本博)』。アフターコロナを見据え、日本への関心を高めるために官民の各団体が協力して開いたもので、日本への旅行に興味を持つ市民らおよそ5000人が集まりました。
会場では、書道や生花の実演などが行われたほか、沖縄県がP Rブースを設置しました。


参加した市民
「来年沖縄に行く予定です」
「那覇でトレーニングする予定です」
一方、この日の夜には同じ会場で、琉球舞踊や三線、エイサーなど沖縄の伝統芸能を披露する『沖縄フェスティバル』が行われました。
シドニー沖縄県人会などが中心となって開催したこのイベント。玉城知事からの祝辞が代読されたほか、沖縄からディアマンテスのアルベルト城間さんや三線の亀井美音(かめい みおん)さんが特別出演しました。
アルベルト城間さんは、ゴールドコースト沖縄県人会主催で開催されたイベントにも出演。

会場となった地元のゴルフ場のホールでは剛柔流の空手道場の生徒による演舞が行われ
およそ100名の参加者が沖縄料理や泡盛とともに楽しみました。
アルベルト城間さん
「今回はとても充実したオーストラリアの訪問というか、とてもなんかお互いにすごく近い仲間だなってわかりました。きっとたくさんのオーストラリアの皆さんも沖縄に来てくれると思います」

ゴールドコースト沖縄県人会 砂川盛作会長
「皆さんのおかげで大成功に終わることができまして、オーストラリア人は沖縄もそうですし、北海道もそうですが、日本大好きですから」
新型コロナウイルス感染拡大前は、年間およそ60万人以上のオーストラリア人が日本を訪れていて、イベント来場者からは日本への渡航を希望しているとの声や日本や沖縄への渡航制限緩和が待ちきれないとの声も聞かれました。