アサド政権の崩壊が宣言された中東シリアでは、市民から喜びの声が上がる一方、空爆が行われるなど不安定な状況が続いています。こうした中、ロシアの国営メディアはアサド大統領がモスクワに到着し、亡命が認められたと伝えました。
8日、シリアの反体制派勢力がアサド政権の崩壊を宣言したことを受け、市民からは歓迎の声が上がりました。
「シリア万歳、アサドは倒れた」
こうした中、首都ダマスカスに空爆がありました。
ロイター通信は空爆はイスラエル軍が行ったもので、イランがミサイル開発に使っていたとされる施設などを標的にしたとし、軍事機密のデータやミサイルの部品を保管するインフラが攻撃されたとしています。
一方、ロシア国営のタス通信はクレムリン関係者の話として、“アサド大統領と家族がモスクワに到着した”と伝えました。
ロシアは「人道的観点からアサド氏らに対し亡命を許可した」としています。
これに先立ちロシア外務省は、“アサド氏が内戦の当事者らと交渉の結果、辞任を決め、シリアを出国した”とする声明を発表していました。
注目の記事
『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

【クマ襲撃】被害者の9割が顔面損傷…鼻がなくなり骨は粉砕「体を大きく見せようと立ち上がって…」医師が語るクマ外傷の実態 47歳男性はあの日を境に人生が一変

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

