“幽霊党員”登録の背景に「党員獲得」のノルマか
2014年、自民党は党勢拡大を目指し、所属する国会議員一人につき、党員1000人を獲得するよう号令をかけた。旗振り役は当時、幹事長だった石破氏だ。

自民党 石破茂 幹事長(当時)
「党員の拡大に向けて本年は全力を挙げて取り組んでまいります」
ノルマ未達成の議員には、不足した党員分一人につき2000円が徴収された。

自民党 二階俊博 幹事長(当時)
「きちっと党の決まりを実行している人と、いい加減に受け止めておる人との間に、ちゃんとやっぱりけじめをつけてやるのがいいんではないか」
こうした党勢拡大の動きが、幽霊党員問題につながったのだろうか。