当時のダウンジャケットには事件の跡が今も

「先生が頭を持ち上げるようにして手を乗せたら、頭がい骨がパカっと割れ中まで血のりがたまっていた。」

「手を握り続けていたが徐々に冷たくなりつつあったので、『私の手から離れていくな』と感じていました。今までよう頑張ってくれてありがとうと耳元で言いました。何であんなことをほんまに…」

当時都史くんが着ていたダウンジャケットには事件の凄惨さを表すように服の複数の箇所が切り裂かれ、一部に血が付くなどの状態で残されている。都史君の傷は心臓にまで達するものもあったという。