「『軍艦島』は、建物がどう壊れていくかを見られる場所」

そう話すのは、長崎大学工学博士のデミー博士こと出水享さん。出水さんは、2009年から長崎市の端島=軍艦島に上陸して調査をしている。
毎年、軍艦島を撮影

建物はすでに老朽化が進み近づくのは危険なため、ドローンを使って様々な場所の写真を撮り、それを3DCG化。その撮影を毎年積み重ねることで、時間の経過でどう変化しているかを確認できる。
高い完成度の3Dで再現

そんな出水さんに声がかかり、TBS系列で放送されている日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」では、軍艦島の3Dの監修を担当している。ちなみに、日曜劇場の中で再現された軍艦島の様子は、元島民の木下稔さんも「ドラマを観て鳥肌が立った」と驚くほどの完成度の高さだという。