宮城の伝統工芸品「こけし」について学ぶ特別授業が仙台市の小学校で開かれ、児童が絵付け体験などをして魅力に触れました。

こけしについて学んだのは、仙台市若林区にある沖野小学校の4年生71人です。

児童らはまず、こけしの特徴やこけし作りに使う道具などについて学びました。その後、4つのグループにわかれて絵付け体験が行われ、県内4系統のこけし工人にそれぞれ教わりながらこけしの顔や頭の模様を丁寧に描いていきました。

児童:
「(顔が)中心になるように注意して描いた」
「自分が好きな顔を作れて、新しいこけしが作れて楽しい」

この特別授業は、地域の伝統工芸の魅力を知ってもらおうとこけし工人などでつくる組合が開いたもので、沖野小での開催は初めてです。