「一生許さない」に届いた返事

積もり続ける、加害者への思い。思いを伝えるため、加害者がいる刑務所に向かいました。利用したのは、去年12月に始まった「心情伝達制度」です。

犯罪被害者の気持ちを刑務官らが聞き取り、受刑者に伝えるもので、受刑者に自分が起こした事件の被害者の気持ちを理解させ、更生につなげる狙いがあります。

受刑者の仮出所を前に、伝えたことは…

樹里さんら遺族
「あなたを一生許しませんし、忘れません。命日は、働いたお金で事故現場に花を添えてください」

樹里さん
「相手がどう思っているか分からないのは何より一番怖くて、本当に反省をしているのかを知りたかった。絶対に再犯(飲酒運転)をしないでくれということを伝えました」

その後届いた加害者からの返事には、謝罪の意志や、今後酒を飲まないことなどが記されていました。

樹里さん
「鬼のような人だなと思っていたけど普通の人だった。命日に花を添えて欲しいとか、一生忘れないで欲しいという気持ちは、伝えたことがしっかり返ってきた。まずは信じてみようと思っていて」