学校給食を食べた長野県白馬村の児童と生徒など29人に、アレルギーのような症状が出たため、村は学校給食センターを6日まで休業する措置を取りました。

白馬村教育委員会によりますと、4日午後、白馬中学校で生徒の顔が赤くなったり発疹が出たりしていると学校から連絡がありました。

症状が出たのは給食を食べた197人のうち、生徒11人と教員1人で、このうち3人の生徒が病院を受診しました。

最も重い生徒は、全身に発疹がでたということで、5日も2人が学校を休みました。

また同じ給食を食べた村内の2つの小学校でも、あわせて15人の児童と教員2人に同じような症状が出ました。

この日のメニューは
・カジキのフライのチリソースがけ
・キャベツやニンジンなどを使ったコールスローサラダ
・ベーコンやタマネギなどが入ったカレー風味のスープ
・パン
・牛乳でした。

症状から、食中毒ではなく、食材のアレルギー反応とみられていて、現在大町保健所で原因物質の特定を進めています。

村では原因が分かるまでの措置として、学校給食センターを5日から2日間、休業としました。