重大事件がおきやすい年末年始に備え、無差別殺傷事件が起きたことを想定した警察の緊急配備訓練が行われました。

「刃物所持」「なんもやってねえぞ」「刃物を捨てろ」

訓練は、刃物を持った男が無差別殺傷事件を起こし逃走していることを想定。岡山県警察本部と5つの警察署が参加しました。通報の際に、現場の状況などを撮影した映像・画像の提供を呼びかける「110番映像通報システム」も使い、犯人を発見、確保するまでを実践しました。

(岡山県警察本部通信指令課 角南裕章次長)
「確実に犯人を検挙して県民の安全と安心を守れるように努めていきたいと思います」

110番映像通報システムを使い映像や画像の提供を受けた例は今年10月までに221件あったということで岡山県警では、今後も活用していくことにしています。