2024年の岩手県内のサンマの水揚げ量は、11月までで7136トンでした。記録的な不漁の始まった2019年以降、最高です。
これは全国さんま棒受網漁業協同組合=「全さんま」が3日発表したものです。
県内のサンマの水揚げ量は11月末時点で7136トンと、2023年の同じ時期の4180トンの1.7倍となりました。
記録的な不漁の始まった2019年以降、最高の水揚げ量です。
港別では大船渡が5646トンで1.5倍、釜石が1329トンでおよそ4.1倍、宮古は161トンで1.8倍となりました。

今シーズンは、漁船の漁期が試験的に早められたこともあって、11月末で操業を取り止めた船が多く、県内は12月3日の大船渡での水揚げを最後に、サンマ漁が終了しています。