「往復割引」だけではなく割引は多種多様 一方「チケットレス」普及でも…

藤森祥平キャスター:
東京から広島を往復する場合、乗車券の通常料金は2万3760円です。これが往復割引を使った場合、2万1380円となり2380円お得です。この往復割引が2026年になくなってしまいます。

スーツさん:
私も驚きました。東京・広島間の往復割引が入った現物の乗車券です。「復割」と書いてあり、上が行きの券で下が帰りの券です。往復割引は、基本的に601キロ以上であれば例外なく適用されますが、これが2026年以降は割引にはならないということだそうです。

藤森キャスター:
他にも割引サービスがあるということなんですよね。

スーツさん:
割引といっても、本当に多種多様なものがあります。

例えば「EX早得21ワイド」は、乗車日の21日前までにあらかじめインターネットで予約すれば、東京駅から広島駅まで片道あたり4760円も割引になります(年末年始は対象外)。ただその代わり席数限定など、前と制度が違うところはありますが、特別企画乗車券という割引切符はあります。

トラウデン直美さん:
私は実家がある京都に帰ることが多いですが、スマートEXが便利なので使っています。乗り換えもしないのでとても便利です。

藤森キャスター:
新幹線のチケットを買うには、みどりの窓口・券売機・インターネット、3つの購入方法があります。

2024年8月、お盆の帰省ラッシュのときの岡山県のみどりの窓口には行列ができ、中には40分待った人もいました。かなり焦ったのではないかという気もします。

なぜみどりの窓口に並んだのかを聞いてみました。