若者の闇バイトやSNSに関わる被害を防ぎます。宮崎県都城市の高校で、警察が防犯講話を行いました。

これは、都城高校と都城警察署が協力して行ったもので、1年生と3年生のおよそ350人が講話を聞きました。

講話では、闇バイトの特徴として犯行グループから匿名性の高いアプリをインストールするよう指示されることや、運転免許証や学生証を撮影し個人情報を送信するよう要求されることを紹介。

その後、「強盗」や「詐欺の受け子」といった犯罪行為を断ろうとしても脅されて犯行グループから抜け出すことができず、逮捕されるまで犯罪に加担してしまうと説明されました。

(都城警察署の担当者)
「最初は簡単な仕事を紹介されて報酬が支払われたとしても、それは、あなた達を信用させるためのエサです。その後、凶悪な犯罪に加担するよう求めてきます」

(生徒)
「SNSは簡単にやり取りができるけど、使い方を間違えてしまうと犯罪になることが分かった」
「ニュースで闇バイトで捕まっている学生がいるので、身近な危険性があるし、(サイトを)クリックしたら、そこに飛んでしまう。犯罪に加わってしまうことが怖いなと思った」

生徒たちは、身近に潜む危険について学び、防犯意識を高めていました。