大分県内で21日、新型コロナウイルスに929人の感染が確認され、およそ1か月ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。

感染が確認された929人の年代別では10歳未満と10代が168人と最も多く40代以下が全体の8割近くを占めています。

居住地別では大分市472人、別府市70人、日出町19人、杵築市10人、国東市7人、臼杵市34人、津久見市5人、由布市54人、佐伯市51人、豊後大野市19人、竹田市3人、日田市44人、玖珠町3人、九重町18人、中津市69人、宇佐市37人、豊後高田市9人、県外5人となっています。

新たなクラスターは4件で、大分市内の学校と地域スポーツクラブでそれぞれ1件、中津市の高齢者施設2件で発生が確認されました。

1日の新規感染者は8月23日以来、29日ぶりに前の週の同じ曜日を上回っています。

一方、オミクロン株に対応した新しいワクチンについて県内では9月26日から接種が始まります。

県によりますと26日の由布市・杵築市・九重町をはじめとして、ほかの市町村でも順次、接種を開始します。大分市と別府市は10月1日からの接種を予定しています。

対象は2回目を済ませている12歳以上のすべての人で、当面は4回目を終えていない医療従事者や60歳以上の人、基礎疾患のある人に従来型ワクチンから切り替えて接種します。

接種間隔は原則5か月となっていて、対象者には各自治体から順次、接種券が発送される予定です。