宮崎県延岡市の小学生が昔から地元で水揚げされてきた魚「メヒカリ」を使った料理に挑戦しました。
どんな料理が完成したんでしょうか?

メヒカリを使った料理に挑戦したのは、延岡市の名水小学校の全校児童9人です。

メヒカリは、日向灘の水深300メートル前後で捕れる深海魚。目が大きく輝いてみえることからメヒカリと呼ばれています。

児童たちは、延岡市漁協女性部の部長で食育ティーチャーの日野好子さんの指導のもと、体長10センチほどのメヒカリおよそ150匹を、包丁を使って丁寧にさばいていきました。

そして、片栗粉をまぶし、油で揚げたあと、たれを絡めて盛り付けて「かば焼き風どんぶり」を完成させました。

児童たちはさっそく、自分たちで作ったどんぶりを味わっていました。

(児童)
「楽しかった」
「ご飯と食べると味がちょうどよく、すごくおいしいです」
「まあまあ簡単なので家でもつくれるかなと思います」

講師の日野さんは、こうした取り組みを通して、地産地消につなげたいとしています。