12月1日から陸上自衛隊の王城寺原演習場で、沖縄駐留アメリカ軍による実弾射撃訓練が行われています。その訓練の様子が4日、地元の住民らに公開されました。
公開されたのは大和、色麻、大衡の3町村にまたがる王城寺原演習場で行われている沖縄駐留アメリカ軍の訓練です。

4日は、地元の住民代表ら30人が現地を訪れ、軍側から訓練の内容などについて説明を受けました。今回の訓練には、海兵隊員およそ280人が参加し、155ミリりゅう弾砲や機関銃などを使った実弾射撃が行われています。
沖縄駐留アメリカ軍 フランクJ.マストロマウロ中佐:
「厳しさを増す安全保障の環境の中、我々の任務の重要性を理解し米軍を受け入れてもらっている地元の自治体に感謝している」

王城寺原演習場での沖縄駐留アメリカ軍による実弾射撃訓練は、沖縄の負担軽減のために、1997年から始まり今回で21回目となります。実弾射撃訓練は、12月10日まで行われる予定です。