今年も残すところ1か月を切りました。正月飾りなどに使われる縁起物のマツを集めた年末恒例の競り「松市」が仙台市中央卸売市場で開かれました。
仙台市中央卸売市場で開かれた年末恒例の「松市」。

正月飾りに使う茨城県産のマツなどおよそ4万本が競りにかけられ、生花業者や仲卸業者などがマツの葉の付き方や色、枝の太さなどを品定めしながら競り落としていきました。今年はマツの品質が良く、例年よりやや高い相場で取引されました。

仙花 石井明浩常務:
「昨年よりも入荷量が少なかったのと、品質が良かったというので、かなり引き合いの強い取引となった。縁起ものですから、来年も良くなるように飾ってもらえれば」

マツは長寿を象徴する縁起物として古くから正月飾りに用いられています。4日、競り落とされたマツは12月25日頃から県内各地の生花店などに並びます。