2日から紙やカードの健康保険証が新規発行出来なくなったことを受け、宮城県内の医療機関で作る団体などが3日マイナ保険証に関する無料の電話相談会を開きました。

仙台市宮城野区で開かれたマイナ保険証に関する無料の電話相談会。紙やカードの健康保険証が新規発行出来なくなったことを受け、マイナ保険証への不安や疑問を解決しようと県内の医療機関で作る団体などが主催しました。3日は、「寝たきりの家族がマイナ保険証を取得するにはどうしたらよいか」「マイナ保険証を取得しないとどうなるのか」など合わせて106件の相談が寄せられました。

宮城県民主医療機関連合会 大内誠事務局長:
「私たちは今の保険証がこれからも使えるということを一番に伝えたいと思い開設した」

県内でマイナ保険証を利用しているのは、10月時点で13.76%にとどまっています。主催した団体は今後、相談内容をまとめ国に改善を求めていきたいとしています。