『大地の芸術祭』に展示予定だった作品を新潟市の中学生が壊した問題で新潟市は674万円の賠償金を支払う方針を決めました。
この問題は2022年に、修学旅行で新潟県十日町市を訪れていた新潟市の中学校の生徒が越後妻有里山現代美術館「MonET(モネ)」に展示されていた作品2つを壊したものです。

十日町市は、警察に被害届を出すとともに新潟市に損害賠償を請求し、協議を続けてきました。

新潟市教育委員会によりますと、新潟市は作品の修繕費などとして674万7000円の賠償金を支払う方針を決め、12月市議会に提案しました。

可決されれば、賠償金を支払い和解します。

新潟市は当事者に請求することはないとしています。