返礼品がシカ!?
地域の魅力を幅広く知ってもらおうと、返礼品も多様化。熊本県の美里町ではちょっと変わった返礼品を用意しています。
美里まちづくり公社 米満真弓さん「去年から美里町のふるさと納税の返礼品に出品しているのが、シカの角です」

返礼品はなんと美里町に生息しているニホンジカの角です。じつは、シカの角は1年に1度生え変わるため、毎年春ごろ山の中に落ちているそう。これを生かした返礼品を考えたそうです。
その珍しさもあって、意外と申し込みは多く、インテリアやハンドクラフトの材料に使われています。

シカの角を返礼品にした米満さんにはある思いがありました。
米満さん「山に人が入らなくなったせいで、シカが増えすぎてしまっていて、農作物を荒らすような状況になっている。シカの駆除を行う猟師さんたちが、角などを販売することで収益につながって、その仕事を若い人たちが引き継いでいけるようにしていきたいと思っております」
ふるさと納税は、地域の魅力的な返礼品を通して、その土地の文化や産業に触れることができる良い機会。あなたもふるさと納税で、地域を応援してみませんか?