長野市の長野中央病院の労働組合が、冬のボーナスの支給額を巡って3日、3度目のストライキに踏み切りました。

「団結がんばろう!」

病院では3日朝、看護師などおよそ150人の労働組合員が集まり、29分間の時限ストライキを行いました。


ストライキは2日の団体交渉で冬のボーナスを0.8か月分にするとした病院側の回答に抗議するものです。

11月の交渉では病院側から新型コロナに対応する補助金がなくなったことなどによる経営難を理由に0.6か月分とする回答が示され、組合ではこれまで2度にわたってストライキを実施。


最初の回答より0.2か月分上乗せされたものの、2023年の1.5か月分に比べるとおよそ半分の水準で、この日は異例となる3度目のストライキに踏み切りました。

組合では闘争を続ける方針で、ボーナスの支給は年明けに持ち越されることになりました。