地域の魅力を掘り起こす「地域おこし協力隊」とデジタルコミュニティをかけ合わせた四国で初めての取り組みが琴平町で始まっています。
琴平町役場で開かれた地域おこし協力隊の任命式です。デジタル技術に精通する秋吉一輝さんが選ばれ、片岡町長から委嘱状が手渡されました。デジタルコミュニティいわゆる「DAO(ダオ)」を全国にいる協力隊員が中心となって組織して、地方創生を図ろうというものです。琴平町では、役場のデジタル化やデジタルデータの証明書と言われるNFTを活用した取り組みを検討します。

(地域おこし協力隊 秋吉一輝さん)
「DAOだと琴平町の人と町の外の人と情報を拡散して、全国の人の力を借りて琴平町の宣伝ができるのでは」
秋吉さんは、すでに先月(11月)1日企画防災課に着任していて、任期は最大で3年だということです。
【スタジオ】地域の魅力を発掘する地域おこし協力隊ですが、今回、琴平町が取り組むのはこの活動にデジタルコミュニティ=DAOをかけ合わせたものです。これが、四国で初めてなんです。DAOと呼ばれるデジタルコミュニティは、インターネット上で運営されるグループで、地域の外から知識や人材を集めて課題の解決を目指そうという組織です。このDAOを協力隊員が中心となって設立するというのが琴平町の取り組みです。ネット環境さえ整っていれば、離れた場所からふるさとや思い出の地に対して参加者の知識をいかして地域貢献するなど、自治体に関わる人関係人口を増やせるのが特徴です。














