石破総理大臣が所信表明演説で地方創生推進交付金の倍増を打ち出したことに対し、愛媛県の中村知事はあらためて期待感を示しました。

12月定例県議会は、2日から一般質問が始まりました。

自民党の高山康人議員が石破内閣への期待感をただしたのに対し、中村知事は次のように述べました。

(中村知事)
「石破内閣には真摯に取り組んできた地方の声にしっかりと耳を傾け、スピード感をもって骨太な基本構想を打ち出し、これまでの枠を超えた新たな地方創生の実現を目指して全力を尽くされることを強く期待しているところでございます」

中村知事は地方創生に向けた持論として、企業版ふるさと納税制度の見直しによる民間資本を一層活用した財源の確保策や、地方の施策を見極めたうえでの柔軟な支援体制の構築などを強く求めました。