高校スポーツは様々な競技で冬の全国大会が行われます。今年のインターハイで3位の大分県の柳ヶ浦高校女子サッカー部は悲願の日本一を目指します。
高校サッカーの集大成、冬の選手権に5大会連続9回目の出場となる柳ヶ浦女子サッカー部。去年は史上最高となる3位。キャプテンの高松ら主力選手が多く残り、3年生としてチームをけん引し、夏のインターハイでも全国3位となりました。
(キャプテン・DF 高松芹羽選手)「九州では経験できないようなたくさんの強豪校とやることができて、その中でもっと質の部分を高めていきたいなって思っています」

「良い守備から良い攻撃」を掲げる柳ヶ浦。ハイプレスでボールを奪いに行く守備を統率するのは、高松とセンターバックの園。ゴールを守る大山は1年の秋から守護神を務めています。
(GK 3年・大山姫星選手)「ロングキックだったりで得点に繋げたり、守備では仲間と連携しながら、最後に日本一という素晴らしい結果を残して1、2年生にも素晴らしい景色を見せれたらいいかなと思います」

一方、攻撃はサイドアタックやセットプレーなど戦術は多彩。中心となる1年生ストライカーの村上は決定力が高く、副キャプテンの江崎は高い技術でチャンスメイクもでき、自らシュートまで運ぶこともできます。
(MF 3年・江崎悠乃選手)「正確なボールタッチだったり、気持ちで負けないところとか球際とか、得点を決めて自分のプレーで日本一に導けるようにしたいです」

聖地・ノエビアスタジアムに去年ついにたどり着いた柳ヶ浦。先輩の背中を追い越すべく、目指すは頂点です。
(キャプテン・DF 高松芹羽選手)「目標は日本一で、やっぱり選手権は簡単に勝てる相手はどこもいないから、一戦一戦を戦い抜いて日本一目指したいです」

第33回全国高校女子サッカー選手権は12月29日に開幕。柳ヶ浦は30日の初戦で、東海大福岡と兵庫・日ノ本の勝者と対戦します。