「危険性を感じていなかった」初めてじゃなかった飲酒運転 

今も残る後悔。しかし当時は-

宮城恵輔さん
「初めての飲酒運転じゃなかったので、そこまで危険性を感じていなかったというか」

一時の判断が人生を変える飲酒運転。2021年、沖縄県内で発生した交通人身事故は2783件。このうち飲酒が絡んだ事故は50件に上りました。死亡事故では、発生した25件のうち飲酒がらみは4件となり、どちらも全国ワーストという不名誉な記録となっています。

宮城恵輔さん
「ぼくの様にならないために、人の命と自分の命を守るためのルールを守ってください。自分の夢をかなえるためにも」

宮城さんは、事故で変わった自分自身の姿を見せることで「同じ過ちを犯す人を減らしたい」との思いから、飲酒運転防止を訴える活動を続けています。

宮城恵輔さん
「俺みたいになるな、っていうセリフを僕は代名詞的に言っているが、反面教師的な感じで “俺のことを見て。こうはなりたくないよね” というのは、やはり伝えたいですね」

自身の過去の過ちをさらけ出し、その不自由な姿を見せることで、ドライバーに飲酒運転を踏みとどまってほしい。それが宮城さんの願いです。