「国際線」神戸からどの都市へ?

―――では実際、どういうところに国際線が飛ぶのか?神戸から距離で言うと5000キロくらいではないかと。人気の観光地ですとグアム、シンガポール、バンコク、あたりが含まれます。
神戸空港の滑走路は2500mで、関空は4000mを持っているんですけど、やはり滑走路の長さによって飛べる距離が違うんです。スカイマークの今の機材が満タン積んで2500m走った場合、距離は5000キロまでが限界だとされています。もっと効率性の良い機材はあるので、使えばもう少し行ける可能性はありますが、今のところここが限界です。関西は、兵庫と大阪の戦いみたいなところがあったので、それを打破しないと東京圏に負けてしまうという危機感があって、こういう話になってきたと思います。
―――今後なんですけども、関西空港の総旅客数は2030年は、「基本4000万人、中位4500万人、多くて5000万人」との予測です。関空の国際線処理能力が、2025年には3000万人を上回るということですが、処理しきれない部分、旅客の一部を神戸空港が補完する形になるのではないかと言われています。
複数の空港を運営するのは結構大変なんです。「共食い」が起こる可能性がある。神戸空港を国際化するなら、新しい新規需要を開拓しないといけないです。例えば姫路あたりの方々は、おそらく岡山空港という選択肢があったわけですけど、その方々をどうやって取り込むかという話をしないといけないし、インバウンドの方は「神戸INー関空OUT」とか「関空INー神戸OUT」の人たちを、どうやって増やすのか、やらないといけないと思います。あとは、兵庫エリアの誘客をしないといけない。例えば長距離のバス便で姫路や城崎・有馬にすぐに行けるようにするということです。
―――街ぐるみでお客さんを呼べるようにしなければ、ということですね。
(2022年9月20日MBSテレビ「よんチャンTV」より)














