高校生に金融について学んでもらおうと、日本銀行による授業が、きのう、山形市の高校で行われました。
生徒たちは、特殊詐欺や闇バイトなど、お金にまつわるさまざまなトラブルに巻き込まれないための知識も得たようです。
この授業は、日本銀行が3年前から取り組んでいるものです。

きのうは、山形市の山形城北高校の2年生を対象に、東京都にある日本銀行とオンラインでつないだ授業が行われました。

生徒たちは現在の国内景気の状況や、紙幣の仕組みなど、お金が持つ機能を学びました。
お金を扱う上で注意しなければならないのが、「詐欺」や「闇バイト」といったお金にまつわるトラブルに巻き込まれないこと。

講師からは「闇バイト」を見分ける方法などを交えた説明が行われ、生徒はお金との正しい付き合い方を学んでいるようでした。

生徒「私たちの年代はSNSを使うことが多い年代だと思うので、闇バイトとか知らないうちに見ている可能性もあると思ったので、そういう広告を見ても疑いを持って騙されないようにしていきたいなと思いました」

生徒「今までは自分で稼いだお金ではなくて、親の稼いだお金だったので、今以上に責任を持ってお金を使わないといけないと思うし、使い道というのもしっかり考えていかなければいけないと思いました」
