新潟県の職員が「食品衛生監視員」という必要な資格を持たずに、2019年度以降106の飲食店などで立ち入り検査を行っていたことが分かりました。
県は28日、上・中越地方の保健所に勤務している60代の県職員が必要な資格を持っていないにもかかわらず、2019年度以降、106の飲食店などで立ち入り検査をしていたと発表しました。

立ち入り検査では「食品衛生監視員」の資格が必要ですが、職員は「環境衛生監視員」という資格があればよいと勘違いしていたということです。

食中毒などの健康被害は確認されていません。

県は「資格を持っていないことの確認や認識が不十分だった」としていて、106の施設については改めて検査するとしています。















