経済的に困難な子育て世帯の支援などを行っている団体の大規模調査で、「小中高の学校生活にかかる費用の無償化」に取り組んでほしいと答えた当事者が、およそ9割にのぼることがわかりました。
この調査は、困窮する子育て世帯の親子を含む全国3万人あまりを対象に行われたものです。
報告によると、国などが取り組むべき子どもの貧困対策として「小中高の学校生活にかかる費用の無償化」を選んだ人が、困窮世帯では86.9%にのぼり、それ以外の世帯でも54.0%と半数を超えました。
また、「ひとり親への給付制度の充実」を選んだ人は、困窮世帯では77.5%と多かった一方、それ以外の世帯では25.7%と低い水準となり、意識の違いがみられました。
調査を行ったNGOは「当事者の声を聞きながら対策を進めてほしい」としています。
注目の記事
初詣にまで物価高の波が… お守りやおみくじの“値上げ”相次ぐ

びわ湖の水位「-71cm」で“道”や“石垣”現れる 漁師たちは大打撃「次世代が漁をしていけるのかが一番問題」県などに改善求める声

「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】









