うるま市浜比嘉島・比嘉区の住民が舞踊や棒術などを披露する行事「ウフアシビ」が、15年ぶりに行われました。

比嘉区では12年に1度、丑(うし)年に「ウフアシビ」を行う習わしがありますが、今回は新型コロナの影響もあり、15年ぶりの開催となりました。

3日間にわたって行われる「ウフアシビ」のうち、2日目となった今月24日は、集落の出身者ら約220人が公民館に集まり、舞踊などが披露されました。

比嘉区の「ウフアシビ」は、かつて葬儀の際に使用された「龕(がん)」の修理などを丑年にしていたことが始まりとされていて、およそ80年の歴史があります。

地域の伝統を継承しようと、会場には若い人たちの姿も多く見られました。
(24日 中部通信員 高瀬弘行)