野菜の摂取量は過去最少に
井上キャスター:
これだけ値段が高い状況でも、個人的な感覚としては健康志向もあるので、野菜の摂取量はある程度増えているのかなと思っていたら、今年出た厚生労働省の統計を見ると、野菜の摂取量は過去最少になっていて、若者が特に食べない。それは「食べチョク」を運営していて感じますか?
秋元里奈 代表:
私たちのサービスでは、どちらかというとわざわざ食材を農家さんから取り寄せたいという方が多いので、あまりそこでは感じません。ただ農水省は今、野菜を食べてほしいということでキャンペーンもやっています。小麦や麺類、パスタ類といったある意味代替するものが増えてきているので、野菜の消費量自体は全体として苦しい上、それを超えるぐらい不作になっているので値段も高くなっているのかなと思います。

小笠原キャスター:
高いだけではなくて、来週以降の野菜の価格について良いニュースもお伝えします。値下がりしそうな食材をスーパーマルサンの店長に聞くと、小松菜、ほうれん草、白菜。ブロッコリーも高いという印象がありますが、少し下がってくるだろうということです。
逆に値上がりしそうな食材は、玉ねぎは落ち着いているのですが、これからシチューやカレーなどで使うジャガイモは約1、2割上がる。何故かと聞いてみると、JR北海道の函館本線の脱線の影響も関わってくるというような話もあるらしいです。
秋元里奈 代表:
少し高いですが、皆さんに野菜を食べてほしいなと思います。
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<プロフィール>
秋元里奈 さん
オンライン直売所「食べチョク」代表、33歳、神奈川の農家に生まれる。