子育て世代の要望を踏まえ宮城県名取市の大型商業施設「イオンモール名取」に子どもたちが無料で遊べる大型アスレチックが整備される見通しとなりました。

山田司郎名取市長:
「雨の日でも猛暑の日でも遊べる屋内の施設が欲しいとたくさんの声をいただいていたので、それを実現できるのでうれしい」

無料の大型アスレチックが整備される見通しとなったのは、イオンモール名取です。2階と3階の吹き抜け部分にネットを張って子どもたちが自由に遊べる空間をつくります。デジタル技術を使ったパネルなども設置する予定です。対象は、0歳から12歳までの子どもたちで保護者同伴で無料で利用できます。工事費用は、イオンモールが負担し、名取市は、利用者の見守りや点検などの運営を担います。来年4月中旬のオープンが予定されていて、名取市は12月開会する議会に関連予算案を提出します。
イオンモール名取には、有料の遊戯施設もありますが、名取市は、「性格も異なるため競合するとは考えておらず一緒に子どもの遊び場を提供していきたい」と説明しています。