試験湛水が行われている大分県竹田市の玉来ダムが、台風14号による大雨で満水となり、20日から放流が始まりました。
治水を目的に、大分県竹田市で建設が進められている「玉来ダム」は、工事が最終段階を迎え、9月12日から水を貯めて安全性を確認する試験湛水が行われています。40日間で最高水位まで貯める予定でしたが、台風14号による大雨で1か月早く満水になりました。これを受けて20日、ダム上部に6門ある非常用洪水吐からの放流が始まりました。玉来ダムは80年に1度の確率の雨で満水になるよう設計されています。
(県玉来ダム建設事務所・渋谷良貴さん)「玉来ダムを運用することによって竹田市民、下流域の皆さんが安心して生活を送ることができる」
県は玉来ダムの安全性に問題がなければ今年度中に完成させ、来年の出水期には本格運用させたい考えです。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









