独特な色彩感覚で知られる写真家で映画監督の蜷川実花(にながわ・みか)さんの展覧会「蜷川実花展」が27日から南城市・南城美術館で始まります。

写真家、映画監督として幅広い作品を手がける蜷川実花さんが、沖縄の自然の「光と影」をコンセプトに、データサイエンティストの宮田裕章さんらクリエイティブチームと手掛けた個展です。


夜咲き、朝には散ってしまう「サガリバナ」を扱った作品では、水面に散った瞬間を切り取ることで儚くも美しい生命の神秘を感じさせます。

水中で反射する無数の光から沖縄を表現したという1枚は、蜷川さん自身がダイビングをしながら初めて水中撮影に挑戦した作品です。

▽蜷川実花さん
「(南城美術館は)日や時間によって見え方が違う。滞在している3日間くらいの間だけでも、表情を変えて面白いと思ったのでぜひ何度でも足を運んでいただけたら嬉しい」

「蜷川実花展」は南城美術館で27日から