おととい、大相撲九州場所で初優勝を果たした大関・琴櫻。

琴櫻関の父の出身地の尾花沢市ではきょう、市役所に特製の垂れ幕が飾られ、お祝いムードが一層高まっています。

尾花沢市役所の前に飾られたのは、琴櫻関の優勝を祝う垂れ幕です。

縦8.4メートル、横65センチで市内のデザイン会社が作りました。

琴櫻関の父の出身地としてゆかりがあることから、今場所の応援にも力が入っていました。



尾花沢市 結城裕 市長「ハラハラドキドキだったと思いますが、(優勝は)皆様の応援の力の他ならないと思います」

お披露目式には市内の幼稚園から子どもたちも駆けつけ、琴櫻関の優勝を祝いました。

垂れ幕の下の方には尾花沢市のキャラクター雪ごろうが描かれていて、琴櫻関のまわしを付けています。

垂れ幕を製作した会社の人「日曜日の夜決まって、きのう動き始めて無事きょう取り付けました。一日でできないです、普通は。急ピッチで仕上げました」

また、先着45人には琴櫻関優勝の号外が配られ、列ができていました。

訪れた人「見てられませんでした。目を閉じて見てました。尾花沢の誇りでもあってみんなで応援していた。やっぱり綱取りでしょ」

訪れた人「みんな応援しています!嬉しくて手を叩いて喜んでいました。横綱になるまで頑張ってほしいです」

垂れ幕はしばらくの間取り付けられるということですが、関係者は"横綱"としての垂れ幕を掲げたいと今後への期待をにじませていました。