事件後、すぐに浮かんだ名前
記者:
「現場にはブルーシートが張られ、捜査員が出入りしています。中で話し合っている様子も見え、捜査が行われています」

去年4月17日。柴田町の住宅で会社員の村上隆一さん(当時54歳)が腹のあたりから血を流して死んでいるのが見つかりました。県警は殺人事件と断定。捜査本部を設置し、犯人の行方を追います。
tbcが取材を開始すると、ある人物の名前が浮上しました。隆一さんは殺害される2か月前に火災で家を全焼していて、次男・直哉被告がこれに関わったのではないかと話す人が複数人いたのです。

消防団員:
「自宅で灯油をこぼして線香が引火したと聞いた。そのときは弟(次男・直哉被告)がこぼしたと言っていた」

火災後の消防の調べでは、こぼれたのは灯油ではなくガソリンだったことが分かっています。