山形県鶴岡市の20代の女性が、マッチングアプリで知り合った日本人男性を名乗る人物とのやりとりをきっかけに、90万円の特殊詐欺被害にあいました。
警察によりますと、鶴岡市に住む20代の女性は、今年9月下旬、マッチングアプリで「しゅちゃん」とういう日本人男性を名乗る人物と知り合い、LINEアカウント名「Shuuuuuuu」とやり取りをするようになったということです。
女性は、日常的な話をするうちに、その人物に好意を持つようになりました。
その後、女性は「Shuuuuuuu」から、「結婚を前提に同棲しよう」「一緒に住む家の契約をするので、頭金の40万円を振り込んで欲しい」などと言われ、指定された口座に40万円振り込んだということです。
さらに、女性は「Shuuuuuuu」から、「取引先にお金を渡さなければならないので、45万円貸してほしい」「入院費が足りないので5万円貸してほしい」などと言われ、今年10月、2回にわたり、合わせて50万円を指定された口座に振り込んだということです。
しかし、女性が金を返してほしいと伝えると連絡が取れなくなったため、女性は不審に思い警察に相談して被害が分かりました。
警察は、これはSNS型ロマンス詐欺の手口だとして、SNSなどでカネの話をされたら詐欺を疑い、警察にすぐ相談するよう注意を呼びかけています。