デジタル技術を活用して、宮城県富谷市とその周辺に半導体産業をはじめとする企業を呼び込もうと、産学官による協議会が25日、設立されました。

設立された協議会は、県や富谷市、それに県内の企業や大学などで組織されています。富谷市は、これまで半導体産業などの誘致に力を入れていて、その取り組みを強化しようと今回、協議会を発足させました。

協議会では、デジタル技術を活用して、進出する企業のサポートや地域の人材育成などを産学官で連携して行うということです。

若生裕俊富谷市長:
「いろんな出会いとつながりの場をどんどん広げていき、社会で求められているデジタル化を先行的にこの富谷で進めていければ」

富谷市のとなりの大衡村では、建設予定だった半導体製造工場の計画が事実上白紙となっています。協議会は、今後、活動内容や実績を全国に発信することにしています。