牛の伝染病「ランピースキン病」が今月6日、全国で初めて福岡県で確認されました。熊本でも感染が確認され感染拡大が懸念されています。「ランピースキン病」とはどういった病気なのか?人への影響は?
ランピースキン病とは
「ランピースキン病」は「ランピースキン病ウイルス」によって引き起こされる牛の病気です。農林水産省は「本病は牛の病気であり、人に感染することはない」としています。

主にアフリカで広がっていた病気でしたが、中近東の国々に波及し、2015年にはトルコを経由し、東南ヨーロッパ、そしてアジアへと拡大しています。
日本初確認
農林水産省によりますと11月6日、福岡県で初めて乳牛への感染が確認され、20日までに福岡県の8農場と、熊本県の1農場で発生が確認されています。