群馬県に行きましょう。群馬県民の皆さんにとっては、普通の会話だそうです。

館林市出身「私の家は鶴の頭の部分です!」

群馬県は鶴のような形をしていると、県民の中で共通の認識があるそうで、「鶴の〇〇の部分」と言うことで、群馬県の大体どこの地域かを伝えられるそうです。

熊崎キャスター:
ちなみに私は千葉県・柏市出身なんですが「チーバくんの目のあたり」です。
千葉のマスコットキャラクターチーバくん、千葉県の形をしているので、こういう言い方もします。

続いて山形県・庄内地方では「く・け・こ」で会話ができる…そうなんですが。

く⇒食べる
け⇒食べなさい
こ⇒食べよう

これだけで、食卓での会話ができちゃうそうなんです。

島根県・出雲市などでのビジネスシーンでは「●●●していただけると助かります」と言うのを「●●●していただけると喜びます」と言うそうです。

結婚を機に島根県に移住した50代女性は「(最初に言われたとき)びっくりというか、ちょっと意味わからなかった。ただ『喜びます』って言われると、もうちょっと頑張っちゃおうかなと思えました」とその驚きを話していました。

ちなみにこれは本当に島根県のビジネスシーンでも使われているそうです。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト
慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰