宮崎県は、酒を飲んで車を運転し警察に摘発された30代と20代の男性職員2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。
懲戒免職となったのは、県建築住宅課に勤務する31歳の主任主事の男性職員と日向土木事務所の21歳の男性技師です。
このうち、建築住宅課の男性職員は、今年7月、宮崎市の飲食店で友人と酒を飲んだ後、自家用車を運転し、取り締まりにあたっていた警察に摘発されたということです。
一方、日向土木事務所の男性技師は、今年8月、日向市内の飲食店で酒を飲み、自家用車を運転。
その後、延岡市内で信号機の柱にぶつかるなどの自損事故を起こし、警察に摘発されました。
当時、2人からは基準値を上回るアルコールが検出されたということで、いずれも酒気帯び運転で罰金の略式命令を受けたということです。
県は、2008年から飲酒運転による懲戒免職の基準を厳罰化し、原則、酒気帯び運転を免職処分としています。
今回の事案を受けて、県は各職場に服務規律の徹底を呼びかけています。
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