ビアバーにDJブースまで 「レトロだけどかわいい」 進化する老舗の銭湯

お客さん
「週1、週2ぐらいは来てるかもしれないです」

足しげく通いたくなるというのが東京・墨田区にある「黄金湯」。こちらもオープンするやいなや次々にお客さんがやってきます。

こだわりは、様々な風呂が楽しめること。地下水を沸かした「あつ湯」に、二酸化炭素が溶け込んだ「高濃度炭酸泉」。さらに日替わりの「薬湯」などがあります。

お客さん
「温度といい、においといい、最高です」

いまから92年前(1932年)に創業した黄金湯。時代の流れとともに客足が減り、建物の老朽化などが重なり、リニューアルをしたのがコロナ渦の2020年。客は約6倍に増えたといいます。その理由が…

黄金湯 店主 新保朋子さん
「銭湯のデザイン(変更)と、クラフトビールやDJブースを設けた」

昔の銭湯にはなかった「DJブース」や「ビアバー」。提供されるのはオリジナルのクラフトビールです。

お客さん
「あ~最高です」

併設の食堂では、キーマカレーやスンドゥブチゲなど風呂上がりに食べたくなる食事も用意。

さらにサウナや、アカスリ、宿などの施設も充実しています。

北海道からサウナ銭湯旅中の27歳
「東京が意外と寒かったので温まりました。良かったです。レトロだけどかわいい、おしゃれ」