あんずジャムでクリの甘味を引き立てる

2連覇を目指し今年、山鹿代表として出場するのは、『山鹿和栗洋菓子店An(杏)』を営む植田隆司(うえだ りゅうじ)さん。クリを使ったパイやシュークリームが人気の店です。

植田隆司さん

近所の常連客「ときどき来させていただいています、きょうはクリのテリーヌをお土産に」
東京からの観光客「調べたらこの店が有名だと聞いたので」

今回、植田さんが出品するのは、頂上にクリを乗せた存在感あふれるモンブランです。クリの甘みを引き立てるため、なかに酸味のあるあんずジャムを使いました。

植田隆司代表「(山鹿のクリは)味わいが色々あるので、そういうのをできるだけ1つのモンブランで表現できないかと」

植田さんは大会を通じて山鹿のクリの魅力を伝えたいと考えています。

植田代表「これをきっかけに、山鹿のクリは西日本一の生産量で味もいいんだというのが少しでも広まればいいなと」

地元の中学生は「クリサポーター」に

地元の鹿北中学校の生徒たちも大会の盛り上げにひと役買います。学校の授業で学んだ全国の産地に関する知識を大会当日、クリサポーターとして来場者に伝えます。

生徒「茨城県のことや笠間市のことと、栗のことについて調べました。早口になってしまうのでゆっくりと言うことを頑張ります」

また大会では、自分たちで考案したモンブランも販売します。

考案者 北原咲さん「自分が想像していたよりもずっとおいしいです。是非食べて欲しいなと思います」