山形県飯豊町ではきょう、地域で活動する警察官と応援に駆け付ける機動隊員、そして消防署員による合同訓練が行われました。

テーマは、災害時などの「道具の使い方」と「連携」です。

長井警察署の旧中津川駐在所で行われたきょうの訓練には、災害対応力と警察と消防の連携力を高めようと、32人が参加しました。

家屋が倒壊した想定で行われたこちらの訓練では…

佐藤真優アナウンサー「出入り口がふさがってしまったことを想定して、今窓から人を救出する訓練が行われています」

さらに、違う道具を使う救助方法も確認です。

救助される役 長井警察署地域課 長岡祐貴さん「私も怖かったですし、救助される人たちもそれぐらい怖い思いをするのかなと思うと、救助現場に立ち会ったとき、声のかけ方だったり、降ろしている時も救助される方のことを考えて(救助)しなくちゃいけないと思った」

佐藤真優アナウンサー「中では、床下をチェーンソーで切断しています。このように実際に家屋を切断することでチェーンソーの使い方を訓練しています」

実際の家屋を使って道具の使い方を確認することは、もしもの時の適切な判断に繋げることができます。