秋晴れのもと山形市で21日、手作業での稲刈りが行われました。刈り取りが行われたのは、山形日産自動車が毎年栽培している「日産元氣米」です。このプロジェクトは、社員同士の交流を深め、手作業でものづくりを行うことの難しさを学ぶために、3年前から行っています。

きょうは山形市七浦で収穫時期を迎えた「はえぬき」を20人ほどの社員が、手作業で刈り取りました。

参加者は「昔はこういう形。今は全部コンバインだけど。簡単ですよ。」
若手社員「難しいですね。稲刈り新米なんで。」

社員たちは慣れない作業に手間取りながらも、秋の恵みを楽しんで 収穫しているようでした。

山形日産自動車・小関眞一社長「機械を使わずに自分たちの肉体だけですることを経験してもらってお客様に良い物を届けるという気持ちが芽生えるようになればいい」

「日産元氣米」は、3.8トンの収穫を見込んでいて、山形日産グループの社員で食べるほか、子ども食堂へ寄付されるということです。