■犯罪から身を守るポイントは

訓練のポイントは、予期せぬ凶悪犯罪からどうやって身を守るか、です。

県警察本部 生活安全企画課 今野奈緒美 警部「(犯人は)疑心暗鬼になってドキドキしているので、お金を準備していることを犯人に分かるように適宜説明を入れてほしい」

緊迫した状況では、自分の身や客の安全を守ることを最優先し、犯人の要求を聞き入れて刺激しないことが重要だといいます。

実際に、犯人役と対峙したコンビニ店長は。

ローソン山形警察署前店 新野勝彦 店長「パニックになると思うが冷静になって自分の身も守りお客様の身も優先に守りながら冷静に対処していきたい。100%(強盗が)来ないとは限らないので気を引き締めてもらいたいと思う」

警察では、自身や客への危害の恐れがなくなったあとに通報し、身長や服装などの犯人の特徴、逃走した方角などを落ち着いて伝えてほしいとしています。